準決勝2戦を振り返る


準決勝の2試合は、それぞれ火曜、水曜の夜9時45分から開始された。
ブラジルもアルゼンチンもいない準決勝。興味はほとんど失われていた。
しかし、平日の夜9時45分といえば、ブラジルではゴールデンタイムである。
せっかくなので、ブラジルもアルゼンチンもいないが、見ようと思っていた。


私にとって、両日ともほぼ同じようなパターンだった。
前半は、夕食を取りながら、TVを遠目に見ている程度だった。
そして前半の終盤にソファに移り、真剣に見始めるというものだ。
しかし、両日ともほぼ同じで、後半はほぼ見ていない。ソファの上で眠ってしまったのだ。
そのため、この2試合はほとんど見れていないのだ。
これが、仮にブラジルやアルゼンチンが出ていたならば、真剣に気合を入れて見ていただろう。
今更だが、ブラジルとアルゼンチンが、早々に敗退してしまったことが残念でならない。


火曜日のウルグアイ対ペルー戦は、後半、ウルグアイスアレスの2ゴールで快勝していた。
そして、水曜日のパラグアイ対ヴェネズエラ戦は、0−0で終了し、PK戦の末、パラグアイが決勝進出を決めていた。


ウルグアイはいいだろう。問題はパラグアイだ。
パラグアイ対ヴェネズエラ戦は、前半の終盤、私がソファに移動した直後に、ヴェネズエラがきれいに入ったゴール前へのクロスからヘディングでゴールが決まった。
それまでも、真剣に見ていないながら、ヴェネズエラのほうが押している印象を受けた。
ヴェネズエラは、今までまったく強い印象はなかったのだが、今回のヴェネズエラはなかなかいいんだなぁ、と思った。
しばらく、私は、ヴェネズエラにゴールが入ったと思っていた。そのゴールシーンから2分ぐらい経ったころだろうか、ふとTV画面に表示されている得点を見ると0−0となっていた。
私はまったく気づかなかったが、先ほどのゴールシーンはノーゴールの判定だったようだ。何がどうすれば、あれがノーゴールになるのかわからない。明らかにオフサイドポジションではないし、何だったのだろうか・・・。
その後も、私が眠り入る前までは、ヴェネズエラのほうが圧倒的によかった気がする。


しかし、結果は・・・。
またしても、前試合と同じではないか・・・。
先ほど、この試合のメリョーレスモメント(ハイライト集)をYOUTUBEで見たが、パラグアイはとても決勝の舞台に進むにふさわしいチームとは思えない。


このパラグアイ、まったく強い感じがしない。
ここまで、全5試合、一度も勝っていないのだ。そんなチームが決勝に進出しているのだ。
一度も勝っていないが、負けてもいない。すべて引き分けだ。運だけで、ここまで進んできたって感じがしてしまう。


決勝はそんなパラグアイウルグアイの対戦になる。
ウルグアイは、こんなパラグアイを、こてんぱにやっつけてほしい。5−0ぐらいで快勝してほしい。そうでないと腹の虫がおさまらない。
やはり、王者にふさわしいチームが決勝に進出し、素晴らしい戦いをして、本当に強いチームに優勝してほしい。


パラグアイにはまったく期待ができない。
そのために、決勝戦では、ウルグアイに素晴らしい戦いを期待したいのである。