第28節コリンチャンス対アトレチコ・ゴイアニエンセ ついにあの皇帝アドリアーノ出場。そしてコリンチャンス首位に立つ。


10月9日(日)、サントス対パウメイラス戦が終わった午後6時からコリンチャンスの試合があった。
私は、サントス勝利の余韻にひたりながら、愛犬を散歩に連れて行っていた。というのも、コリンチャンスの試合は6時半開始だと思っていたからだ。
散歩から戻ってきたら、すでに試合は始まっており前半15分になっていた。すでにコリンチャンスに1点入っていた。


コリンチャンスは、完全にゲームを支配し、その後も攻めまくっていた。
そして、前半36分にFWウィリアンが、ペナルティエリア少し外から巻くような回転をかけて、ゴール左上隅にゴールを決めた。まさに、ゴラッソだ。
そして、その5分後、MFアレックスがこれは縦パスを受けるためにペナルティエリア内に走り込み豪快にGKの頭上にゴールを決めたのだ。
前半だけで3−0だ。本当に強いコリンチャンスを見ることができた。


こうなると、あとの期待は、アドリアーノの登場を待つだけである。
舞台は整った。しかいs、待てども一向に出てこない。戦前の情だと、最後30分間の出場になるとのことだったが、その予定の後半15分を過ぎても、まったく出る気配がなかった。
やっと、後半30分過ぎに途中出場した。大活躍のMFアレックスとの交代である。
これは、この試合展開、大量得点があるからできることだろう。
それにしても、でかい。まるで相撲取りのようだ。15分弱で、ボールに触ったのは2回ほど。本日は、仕事らしい仕事はまったくしておらず、とりあえずのお披露目といった感じか?
しかし、あの体型を見る限り、とても活躍できるとは思えないのだが、どうなのだろうか?


コリンチャンスは快勝し、この日大敗したヴァスコに代わり、久々に首位の座に立った。
今後の優勝争いは、とても楽しみになってきたのだった。


因みに、この日、他にも注目のカードは行われていた。今節最大の注目カードは、通称フラフルと呼ばれるフラメンゴフルミネンセリオデジャネイロクラシコだろう。
ジーコも属していたフラメンゴは、ブラジル一のサポーター数を誇っており、私が住む街サルヴァドールでも、非常にファンの数が多い。
この街では、地元チームのバイーアと同じぐらいフラメンゴのファンがいるようにすら感じる。
この日、サントス対パウメイラス戦と同じく、午後4時試合開始だった。
フラメンゴにゴールが決まるとすぐにわかる。周りで歓声が上がるからだ。
そんなフラフルの試合は、フルミネンセが先制するもフラメンゴが2度につき追いつき、最終的にはフラメンゴが劇的な逆転勝利を得るのである。
しかし、この試合を通して、審判の判定がかなりフラメンゴ贔屓だったようで、フルミネンセの選手たち、そして監督のアベル・ブラガも相当に文句を言ったようで、何人も退場処分にさせられていた。
わたしは、先週の件があって以来、フルミネンセが大嫌いなので、先週の正反対でフルミネンセが劇的な負けを喫してくれて、いい気分になるぐらいだった。


つくづく、サッカーは山あり谷ありだと感じるのであった。