第7節トッテナム対アーセナル とにかく速いプレミアリーグ


本日、10月2日(日)、ブラジルのこちらの時間で昼の12時からプレミアリーグの好カード、トッテナムアーセナル戦をTV観戦した。
スタジアムは、トッテナムのホームのホワイト・ハート・レーンである。昨年10月にロンドンを訪問した際にスタジアムの前まで行ったのだが、残念ながらチケットが手に入らず、ショップだけ見て帰ったという思い出深い場所である。
また、確か昨季のこの対戦カードで、試合後にトッテナム監督のレドナップアーセナル監督のヴェンゲルに握手を求めて拒否されるということも起きていたと思った。
北ロンドンダービーと呼ばれる因縁の対決でもあるのだ。


久々のプレミアリーグのTV観戦になったが、まず感じたことがスピード感である。とにかく動き、特にボールの動きが異常なぐらいに速く感じられた。私は、昨季からヨーロッパサッカーを見始めたぐらいで、本当に詳しくないのでなんとも言えないのだが、これがプレミアリーグの特徴なのか?それとも、トッテナムの3番、左SBのベイルがとにかく速いので、そのような印象を抱いたのか?ブラジルのサッカーが余程チンタラしているのか?よくわからないが、とにかく速いと感じたのだ。
だから、そのスピード感溢れるプレーに相当楽しむことができた。
特に、先ほど名前を挙げた、トッテナムのベイルは素晴らしいと思った。あれだけスピード感溢れる選手はなかなかいないだろう。見ていてそのプレーにほれぼれするくらいだった。


私は、ヴェンゲルが好きでないし、トッテナムはホームスタジアムの前まで訪れたという愛着感があるので、トッテナムを応援しながら見ていた。
もし、アーセナルに宮市や今季加入した元コリンチャンスの左SBアンドレ・サントスでも出ていたら、見方も変わったかもしれないが・・・。


試合は、序盤はホームのトッテナムが優勢だったと思う。スピード感溢れる攻撃で、アーセナルのゴール前を何度も脅かしていた。しかし、なかなかゴールは揺らせない。
そんな中、前半40分に11番のファン・デル・ファールトのスピードに乗った豪快なゴールで先制した。
このときのファン・デル・ファールトの喜びようはすごかった。このスタジアムは、客席とピッチが異常なほどに近く、フェンスもないようで、観客のところに選手が行くことができるのだ。大喜びで、サポーターのもとに走って行っていた。


前半は1−0でトッテナムがリードして折り返した。
しかし、後半早々にアーセナルにゴールが決まってしまった。


その後は、両者互角といった感じか。何とか、トッテナムにゴールが入ってほしいと思いながら見ていたのだが、なかなか入らなかった。
そんな中、後半30分、ゴール前の混戦から相手DFが弾いた球を後ろから走りこんできた28番のウォーカーという選手がペナルティエリア少し外から豪快に決めてくれたのだ。
これには私も喜んだ。


そのままゲームセットし、2−1でトッテナムが見事にこの大事な北ロンドンダービーの勝利を飾ったのだった。


この試合を見て、プレミアリーグではトッテナムを応援しようと思った。
今までは、テヴェスが好きなので、どちらかというとマンチェスター・シティーを応援していたのだが、テヴェスにいろいろな問題が発生し、テヴェスがマンチェスター・シティーで出ることがほとんど望めない今となっては、マンチェスター・シティーを応援する理由は何もない。
本日、トッテナムの試合には心動かされた。ベイルを筆頭に、11番のファン・デル・ファールトにもスピード感が感じられ、とにかくそのスピード感に圧倒されたのだ。
去年、オフィシャルショップでポロシャツや帽子などのグッズもいろいろ買ったし、思い入れもあるし・・・。


注目の、試合後に監督同士が握手するか見たかったのだが、TV中継ではその映像はまったく映してくれなかったので、残念ながらわからなかった。


この試合のTV観戦は、私にとってこれからのプレミアリーグの観戦を楽しみにさせてくれるきっかけとなってくれたのだった。